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必要な情報を精査する際に、毎回基準をつくるのは大変手間のかかることです。
ですので先人がすでにつくりあげた基準をお借りして手間を省くことが、より効率的に物事をすすめるこつになります。料理界ではレシピがそれにあたりますし、ビジネスの世界ではビジネスフレームワークやその業界でのマニュアルになりますが、それらとは別に哲学者や社会学者が研究に研究をかさねて磨き上げた知恵のフレームワークもまたたくさんあり、哲学は全てに共通する部分ですので業種をこえて活用することができます。
たとえば先入観について、なぜ先入観がうまれるのかを哲学者が解き明かしています。
イギリスの哲学者フランシスベーコンのいう4つのイドラ(先入観)がそれです。これらの先入観がかかわってそうな部分を情報を精査する際に省いていきます。

1)種族のイドラ —-感情や感覚によって知性がまどわされてしまう—>企画書や報告書にある形容詞を数字や別の具体的な用語、計測できる言葉におきかえます。
2)洞窟のイドラ —-物事を自分の都合のいいように解釈してしまう—>数値や用語の根拠、原典を調べます。
3)市場のイドラ —-公の場で耳にした言葉を鵜呑みにしてしまう—>テレビや大物芸能人やテレビ人、ジャーナリスト、評論家の言葉は一旦根拠を確認した方がいいかもしれません。上記に同じく、充足理由律の確認です。
4)劇場のイドラ —-権威あるものをそのまま受け入れてしまう—>一旦肩書きや名前を伏せます。経済用語や経済理論なども誰がいったかより、一般的なことかどうかの前提を確認します。

先入観は事実を曲げ、正確な情報を歪めてしまいます。たとえば調査の中で現在デフレが、とした場合、いま本当にデフレなのか、「技術革新」「企業努力」による物価下落なのではないのかなどを再度確認する必要はあります。

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